Move A Needle

一歩前へ 軽やかに 針を動かす

大人になったなと感じる時

こどもの中のおとなを感じる

「おとな」という言葉から、まず思ったことは、子どもの頃は「大人」だったなぁということ。

周りの人たちをじっと観察しながら、どうやったらこの場に相応しいことができるか?そんなことばかり考えていた小さな女の子が目に浮かびます。

 

でも、よくよく考えてみると、それは今の私が考える「大人」とは違う意味での「おとな子ども」、言い換えると、周りに適合した大人らしい子ども、いわゆる、大人しい子どもだったのだと思います。

 

おとなの中のこどもを感じる

そしていざ、年齢的に「大人」と言われるような年頃になると、あの小さな女の子を奥深くに閉じ込め、顔を出さないように言い聞かせて、すまして大人らしく振舞った「子どもおとな」だったと思います。

 

 だいぶ前に人生の折り返し地点を通り過ぎてしまった今、振り返って思うことは、

 

どの自分もその時々での精一杯の自分だったということ。

怖かったり、恥ずかしかったり、すましていたかったり、賢そうにみせたかったりしたんだなということ。

それはそれで自分を守るのに必要な感情・思考・行動パターンだったのだろうということ。

そして、一つ一つの経験は、じっくり味わいつくすことで、分解・消化され、私というものを形成する、栄養豊かな土壌となっているということ。

あとは、そこにどんなを植えて育てていくかだということ。

 

 

 生身の自分をさらけだし、弱さ・もろさを抱いて生きよう

 

近ごろよく考えるのは、大人の強さとはどういうものか?という疑問。

 

相田みつをさんの「やわらかい心」という詩のなかに、

 

木の芽が伸びるのはやわらかいから

若葉がひろがるのはやわらかいから

 

という言葉があります。あまりに好きすぎて座右の銘にしてます。

 

「柔らかい」からこそ「しなやか」で「強い」ような気がしています。

硬く固めた強さは案外もろかったりするのではないかなと感じます。

 

以前視聴した、TEDトークでのブレネー・ブラウンのVulnerability(ヴァルネラビリティ:傷つきやすさ、もろさ)についてのスピーチ「傷つくこころの力」に、とてもとても共感し、本当の勇気は「弱さ」を認めること という本を購入しました。

 

 

 

真の強さ、真の勇気とはどういうことかが書かれていて、そこには、「弱い心の強さを知ろう」というメッセージがあります。

 

「探してたことはここに書いてあるじゃん!」というのが最初の感想。日本語訳は2013年。なのに、出会ったのは昨年。

休みの日は、書店をウロウロするのが大好きなのに、何故出会わなかった?手に取らなかった?

それは、

まず、自分で自分をもう少し見てあげなさい、未消化のままのものがまだあるでしょう?自分でもっと深く味わい直して考えなさい

ということだったのだろうと、自分で解釈したのでした。

本の中の一節を引用しますね。

 

私たちは子どもの頃、ヴァルネラビリティや傷ついたり、けなされたり、失望することから身を守る方法を見つけた。

鎧をまとい、感情・思考・行動を武器にした。

そして自分の存在を薄くし、消すことまで学んだ。

大人になった私たちは、勇気と目的と人とのつながりのある人生を送るには

―ずっとなりたかった自分になるには―

もう一度、生身の自分をさらさなければならないことに気付いている。

鎧を脱ぎ、武器を手放し、存在を示し、

ありのままの自分をさらさなければならないことを

引用:ブレネー・ブラウン「本当の勇気は弱さを認めること」p127

サンマーク出版 

 

 

 

 

さて、私なりの結論。

私が大人になったと感じるときは

  • このブログを始めた時のように、失敗してもいいから、とにかくえいっ❗️と飛び込めた時
  • 本の中にもあるように、鎧や武器を捨てて、ありのままの自分をもっとさらして生きていってもいいと自分に許可できた時

 だと思います。

 

そして最後に、しつこく?、今の私の考える大人像をいろいろな方向からまとめると

 

  • 自分で自分のお世話ができる:食べて、寝て、動く。身体の声・心の声をきいて自分を整えることができる。日々の積み重ねがその人を創ると考える。人のお世話をする前に、まず、己のケア

 

  • 自分の脆さ弱さを認めている:上記に書いた通り。唯一無二で、ありのままの自分を認めてあげられるのは自分しかいないと思う。

 

  • 自分の人生の舵取りを自分でできる:自分の人生会議をひらき、単眼的にならず様々な視点から選択し、道を探っていきたい。

 

  • 失敗力や逆境力がある:何か苦難があっても、そこから何を学べるかということに目を向けたい。立ち直る力が全ての生き物には備わっていると信じる。

 

  • 自分と他者との境界線がきちんとある境界線があることが、互いに自律し、尊敬しあい、真に思いやりのある関係性を築けると実感している。

 

  • 一人の時間も他者とつながる時間もどちらも楽しめるおうち時間の楽しさ、プラス、人と過ごす楽しさを味わいたい。一緒にいなくても何かを全世界の人たちと共有できる時代と環境に居ることに感謝したい。

 

  • 温かいこころ(愛)を持っている:究極的に目指すのは、愛のひと

 

  • 行動を積み重ね、学び、成長し続けている:いくつになってもそうでありたい。自分のなかの思い込みや偏見を取っ払い、自由に自分を解き放つ鍵になると思う。

 

等々、そんな存在が「大人」

 

ちょっと欲張り過ぎでしょうかね?

 

でも、まぁ、「子ども大人」の自分を認めながらも脱皮を繰り返していこうと思います。

それぞれ5割、6割でいいので、否、ほんの少し1%でもいいので、

ごちゃごちゃ言わないで、目指したい。高みを

 

せっかく生を受け大海原に舟を漕ぎだしたのだから、

舟のメンテナンスをして、

船乗りの知恵を身に着け、

時には他の舟にも助けてもらいながら、

積荷は最低限に、軽やかに、にこにこ笑ってたどりつきたい。

向こう岸へ

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ではまた!